三府御門｜佐伯市指定有形文化財

現在の佐伯市歴史資料館の敷地には、文化2年（1805年）に佐伯藩の役所が置かれていました。現存する三府御門は当時のものと考えられていて、その役所が三府役所（さんぷやくしょ）といわれたことから「三府御門」と呼ばれています。現在では、佐伯市歴史資料館の正門として使われています。

三府御門は、2本の主柱（鏡柱）の間に内開きの二枚扉をつけ、後方に少し細い控え柱を建て、上に切妻屋根を載せています。このような形式の門は「薬医門」と呼ばれ、武家屋敷の正門などに用いられた格式の高いものです。

* 平成23、24年度に保存修理工事を行いました。

基本情報

佐伯市歴史資料館
開館時間
- 午前9時から午後5時 / 入館は午後4時30分まで
休館日月曜日（月曜が国民の休日の場合は翌日）・年末年始（12月29日から 1月 3日）
所在地
- 〒876-0831
- 大分県佐伯市大手町1丁目2番25号
- TEL： 0972-22-0700

公共交通機関でお越しの場合
- JR佐伯駅からバスで約7分、「大手前」下車徒歩2分
お車でお越しの場合
- 東九州自動車道佐伯IC・佐伯堅田ICから約15分
- 佐伯文化会館第2駐車場（無料）をご利用ください

佐伯市歴史資料館
- TEL： 0972-22-0700