米水津 浦代浦(よのうず うらしろうら)の「天満宮」
海街に突然現れる白壁の土塀に囲まれた古来からの面影を残す神社。
市内では珍しい夜殿(よど:例祭の前日に行われるお祭り)があり、御神楽の奉納もされている。
祭 神:菅原道真(すがわらのみちざね)
合 祀:彦火々出見命(ひこほほでのみこと)
綿積命(わだつみのみこと)
由 緒:大願寺門徒 永野博家に伝わる記録の写しによると「昔、祖先の永野吉左衛門の地引き網(漁方のひとつ)に奇石がかかり、夜な夜な霊光を発した。そこでこの石を神体として長禄二年(1458)社を創建した」と記されている。
『諸神社記録』には寛文八年(1668)戊申建立とある。
明治22年(1889)9月に再建された本殿は、三間社流造(さんげんしゃながれづくり:神社建築の様式で最も一般的とされる「流造」のうち、正面の柱が4本、柱間の間口が3間あるもの)、銅板一文字葺き(どうばんいちもんじぶき:屋根の葺き方のひとつ)、二重虹梁大瓶束(にじゅうこうりょうたいへいづか:棟木を支える建築方法のひとつ)、斗栱腰組(ときょうこしぐみ:ますぐみ、くみものとも相称される)という建築様式で本村の社殿中で最も入念な彫刻であった。特に本殿の脇障子は、左側は竹と虎、右側は牡丹と玉眼入りの唐獅子を彫刻し、組物の床下柱も美しく、また拝殿天井の絵馬や板絵も残っている。
「天井絵と彫刻が素晴らしい浦代浦の天満宮、ほか2社」
https://www.youtube.com/watch?v=EjpPZiyb3_Q
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基本情報
〒876-2201大分県佐伯市米水津大字浦代浦176