カマエカズラ 5月上旬が見ごろ (大分県指定天然記念物)
蒲江 観光スポット
本土では蒲江だけでしか見られない貴重なカマエカズラ
昭和23年 3月10日、故清原善太郎氏によって発見されたカマエカズラ。
国立博物館の大井次三郎博士がイルカンダに近い種と判定し、カマエカズラと命名しました。
本土では、佐伯市蒲江の一部にだけ自生します。
例年 4月中旬から 5月中旬にかけて花が咲きます。
徐々に開花するため見ごろは5月上旬。
東九州自動車道 蒲江インター又は波当津インターを降り、県道122号線を名護屋海岸沿いに進み葛原浦地区の葛原運動広場から旧道へ入り山の方向へ500mほど先にあります。
カズラというだけあって木々に巻きつき高いところに花が咲いています。
【 カマエカズラ】 マメ科トビカズラ属に分類される常緑つる性植物。熱帯性。巨大な花房をつけるのでよく目立つ。 蒲江葛原浦の特産種で、昭和23年3月10日、故清原善太郎氏によって発見された。近年までは、アイラトビカズラと同一種とみなされていた。その後の調査結果から、国立博物館の大井次三郎博士がイルカンダに近いと判定し、カマエカズラと命名、日本植物誌に発表された。蒲江だけに生育する貴重な植物ということで、大分県の天然記念物に指定されている。
<周辺の見どころ>
〇葛原海水浴場
〇波当津海岸
〇たかひら展望公園
〇道の駅かまえ かまえ
〇インターパーク
基本情報
カマエカズラ データ:○ 所在地: 大分県佐伯市蒲江葛原浦(カズラハラウラ)(旧道沿い)