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元越山 標高582m  木立登山道・米水津色利浦登山道
市街地 歩く、登る 絶景ポイント 自然・景観
一望千里、国木田独歩も特別な思いを抱いた山…

元越山 標高582m 木立登山道・米水津色利浦登山道

「九州百名山」に選定されている元越山。頂上からの眺めは、遠く四国の山々・豊後水道・鶴御崎半島から由布・祖母・傾・久住・阿蘇まで、360度の眺望を楽しめます。「展望の良い山全国選抜12(山と渓谷社刊)」にも選抜されたことからも、その眺望の良さがわかります。

明治の文豪 国木田独歩も元越山をこよなく愛し、下宿先の部屋の窓から眺めていたと云われています。独歩は佐伯に滞在していた間に元越山に 2度登り、『元越山に登る記』にその眺望のすばらしさを記しました。

頂上には、日本国土地理院の定める一等三角点(全国約1,000カ所)が設置されています。佐伯市の山では、ほかに「佩楯山」に一等三角点が置かれています。

毎年 2月には「木立ふるさとづくり(元越会)」による登山会が開催されます。登山会に参加すると「登山認定証」をもらえます。

毎年4月と11月の第3日曜日には「元越山色利登山道を守る会」による登山会が開催されます。

【 国木田独歩と元越山 】

明治26年(1893年)、佐伯町鶴谷学館教師として、弟と共に来佐した国木田独歩(くにきだどっぽ)。後に、明治を代表する文豪として評される人物です。佐伯滞在はわずかに1年足らずでしたが、尺間山、彦山、元越山などの山々に登りました。

国木田独歩は、元越山をこよなく愛し、山頂からの景色が独歩が尊敬するイギリスの詩人、ウィリアム・ワーズワースの世界と似ている言い、その眺望のあまりの美しさに涙したと云われています。

【 一等三角点 】

三角点(さんかくてん)とは、三角測量を行う際に経度・緯度・標高の基準になる点のこと。

基準となる柱石(測量標)が設置される。 三角点のうち一等三角点は全国に約1000点、約40kmの間隔で設置される。必要に応じて補点(約25km間隔)が設置される場合がある。通常は、見通しの良い場所に設置されるため、眺望の良い山に設置されることが多い。

【元越山に登る会/佐伯市木立地区】

毎年2月には、「木立ふるさとづくり(元越会)」主催の登山会「元越山に登る会」が開かれます。

登山会についてくわしくは「木立地区公民館(0972-29-2221)」へお問い合わせください。 (地図は木立登山口をあらわしています)

【元越山色利登山道を守る会/佐伯市米水津色利浦地区】

毎年4月と11月の第3日曜日には「元越山色利登山道を守る会」の主催で「元越山に春の登山会」「元越山に秋の登山会」が開催されます。元越山から空の公園への尾根縦走路(元越天空ロード・7.6km)を歩くコースや、「ぜんざい」のお接待とミカンや魚加工品などの地元特産品の即売会も予定されています。

くわしくは佐伯市観光協会米水津支部(TEL:0972-35-6111)へお問い合わせください。

  • ★ 所要時間: 色利登山口〜元越山山頂〜(天空ロード)〜空の公園/約6時間・約10.4km
  • ★ 天空ロードを縦走される方へ
    • 空の公園もしくは色利登山口に車を駐車されている場合、運転者をお送りするサービスをご利用できます。
    • 「元越山色利登山道を守る会」のメンバーへできるだけ登山開始前ご連絡ください。
    • 連絡先/090-3602-1365(事務局 今田)・0972-36-7120(ハマヤ商店)

基本情報

元越山 データ:
○ 標 高: 581.5m
○ 所在地: 佐伯市木立・佐伯市米水津
○ 登山道: 約90分
○ 駐車場: 有り(マイクロバス可、登山口)
○ トイレ: 有り(登山口に簡易トイレを設置)
○ 主な掲載誌: 展望の良い山全国選抜12(山と渓谷社)、九州百名山(山と渓谷社)
○ 登山会: 毎年2月に開催


平成25年の山開きは 2月10日(日)です。
登山会については「木立地区公民館(0972-29-2221)」へお問い合わせください。
登山口は木立側(大分県佐伯市大字木立)と米水津側( 大分県佐伯市米水津大字色利浦781)があります

交通アクセス

東九州自動車道 佐伯ICより車で約25分(木立地区公民館まで)

お問い合わせ先

木立地区公民館 TEL: 0972-29-2221
佐伯市観光案内所 TEL: 0972-23-3400

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